起床時間前に目が覚めてしまい暫く布団の中でまどろんでいた。
朝食は麦飯、のりの佃煮、漬物、白菜の味噌汁。郵券の購入日。(切手、ゆうパック、レターパックなど)読み終えた本を送る用にゆうパックを購入。今日も休日なのでまだ読んでいない週刊誌を読みまくる。週刊文春にて読みたい本を発見!ノートの読みたいリストに追加。官内のラジオの点検日らしく廊下はオルゴールらしき音楽が小音で流れている。スポニチが配られる。今日はナンプレではなく漢クロ(漢字クロスワード)圧倒的な言葉不足の為、かなり苦戦した。分からない箇所は答えを見るも、読み方も意味も不明。漢クロは辞書がないと答え見ても理解できないな。室内ストレッチ。首を寝違えて朝から痛みがあったので、本を見ながら首のストレッチをしたら悪化した。
昼食は麦飯、煮物、たまご風ソース、ワカメオニオンスープ、原宿ドッグ。今後はラジオ、のど自慢。今週はあまり目立った人はいなかった。午後の室内体操は体幹トレーニングも行う。以前差入れてもらった本を見ながら忠実にやる。1つの型をたった10回やっただけでもかなり効いてる感がある。明日から毎日取り入れてやって行こう。
夕食は麦飯、かんぴょう、マーボー豆腐、オニオンベーコンスープ。本や週刊誌などを読んでいると、例え話で刑務所というワードが出てくる事がある。「刑務所に行くわけではないのだから…」「刑務所に行って、人生ハイ終了。というわけではないだろう…」など、ほとんどが刑務所がマイナスな場所として捉えられている。が、本当にそうなのだろうか。本当に刑務所に行くと人生が終わってしまうのだろうか。僕はこれまでの約一年間の勾留生活が、26年間生きてきた人生の中で最も成長できた時間になったと思っているし、これから過ごす刑務所生活で、今まで獲得した全ての物よりも大きな物が得られると確信している。そもそもこの見解を述べている人達は刑務所という場所を経験した事があるのだろうか。少なくとも僕は、刑務所を経験して劇的に飛躍した知人を何人も見ているので、そういうマイナスなイメージは全くない。本当に人生の終わりのような所なのか、それとも成長して社会に戻る準備ができる所なのか、今後自分の目で見て確かめたいと思う。明日からまた1週間が始まる。今週はいよいよ判決だ。これが最後の出廷となるが、今回の事件の最後ではなく、今後の長い人生においての最後の出廷としたい。