朝から工場へ出役。
考査工場で教わったルールがビミョーに違ったり、仕事も覚えることだらけであたふたしてしまう。
はやく慣れたい…。
休憩中、洗濯工場のボスで1類の大先輩とお話しさせてもらった。
“新訓”の時の1類の先輩と同じで、うちのボスも「親和寮」(しんわりょう)という居室に鍵がついていない認められた人のみが入れる特別な独居で生活しているエリート受刑者だ。
新訓の時の1類の先輩が、親和寮で自分の事を話してくれていたらしく、話聞いたよ!って声をかけてもらい一緒に筋トレまでさせてもらった。
まだ工場内で話せる人が居ないので本当にありがたい。
親和寮は刑務所全体で4人しかいないらしく、自分が仲良くさせてもらっているお2人は、洗濯工場出身なので自分もマジメに務めて親和寮行けるように頑張るぞ!
ボスと話終わって席に戻ると他の先輩に、初日からあんな話かけてもらえるなんて凄いなと言われた。
そんな話せないようなレベルの人だったの!?
昔から周りに恵まれることが多いとつくづく思う。
黙って立っているだけで強烈な存在感を放射しているようね凄い人達に気に入ってもらえることが多いのは自分が抜けているからなのかな…。
それでも本当に感謝感謝です。