5月はGWの関係で、先週に続いて今日も矯正指導日。
午前中は読書をし、午後は指導日恒例の教育TV。
「プロフェッショナル〜仕事の流儀〜」を見た。
今日は、世界一に輝いた南青山に店を構える36歳の靴磨き職人。
失礼な話だけど、初めはなんとなく人間に重みを感じられなかった。
「職人」という響きが似合わない。そんな印象だった。
だけど、その人が歩んできた道のりや仕事に取り組む姿勢、1番は仕事に対する想いを語った姿を見て、そこに賭ける想いをひしひしと感じた。
当たり前な事かもしれないけど、プロフェッショナル達は、心底 “誰かの為に” という気持ちを持ち、お金の匂いが全くしない。
覚悟を決めた者の気持ちがどれほど強いかを実感させられる。
毎回プロ達の全てに共感できる訳ではないけれど、得られる物、気付ける事は圧倒的に大きい。
自分が1番好きなのは、プロ達がここに来るまでにズタズタに傷ついていた時代を想像することだ。
強烈な輝きを放つ前、暗闇で必死に飛び跳ねている姿を感じ、心を打たれる。
人がもがき苦しむ姿こそ、人間で1番美しい姿だと思う。